イントロダクション
教室
僕の目の前で、先生は教卓の上に乗り、誘うような視線を投げてきた。
智恵理 「先生が……特別に……」
膝がゆっくり、左右に開いていく。
智恵理 「課外授業、して……あげる……」
真っ白な太ももの間に、さらに純白の布が、ふっくら盛り上がって―――
智恵理 「遠慮しなくて、いいのよ。……見たかったんでしょう?」
M字型に大きく開いた脚は、どこもかしこも大人の女性のなめらかな曲線でできている。
智恵理 「それとも……」
先生の唇が妖しい微笑みを作る。
智恵理 「……もっと別のところが……くすっ、見たいのかな?」
言って、きれいな指がブラウスののど元へ伸びた。
智恵理 「たとえば……こんなふうに……」
上からひとつ、またひとつ、ボタンがはずれていく。
僕は金縛りにあったように動けずに、ただその指先を見つめて
智恵理 「先生が、脱ぐの……期待してるの?」
ごくり。喉が大きく鳴る。
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智恵理 「ふふ……そんな食い入るように見つめて……先生、恥ずかしいな……」
言葉と裏腹に、視線は挑発的に僕へ向けられたまま動かない。
智恵理 「……ほぉら、どぉ?」
込み入った模様の生地の向こう、薄い桃色の何かが二つ、透けて見える。
普段の先生からは想像もできないような、きわどい下着だ。
智恵理 「……まだ勇気、でないんだ……なら……」
ちょっとバカにしたように先生は言い、今度はスカートのホックを外した。
するり、と布地は脚を滑り降り、微かな音を立てて床に広がった。
智恵理 「……ふふ……そんな見つめたら、下着に穴が空いちゃう……」
立てた膝を抱え込み、その部分を突き出すようにして先生は、僕を誘った。
浩太 「ああ……」
夢にまで見た先生の肌。
白く、なまめかしく、もし触ったならきっと吸いつくようになめらかな……
見透かしたように先生は言った。
智恵理 「……いいのよ?思うとおりにして……」
滴るような欲望が、ねっとりした語調の中に透けて見えるようで、僕は―――
智恵理 「それとも……自分で脱がせる勇気はない?」
どれだけこの時を想像しただろう。
憧れの先生、優しくて、美人で、知的で、大人の女性に―――僕の欲望を突き立てる瞬間を。
智恵理 「……しかたないわね……」
細い腕が背中に回されると、突然、豊かな二つのふくらみを支えていた布切れが力を失う。
ゆさっ、と音を立てるようにして、乳房がたわんだ。
智恵理 「先生にこんなコトさせて……いけないコ……」
するりと腕を抜けたブラはスカートの後を追って床へ落ちた。
けど僕の視線は遮るもののなくなったその、完璧な形のバストへと釘付けになって動かない。
智恵理 「……ほぉら……先生、キミに見られてるだけで……こんなに……」
しなやかな指が持ち上がり、ピンク色の突起を自分からつまみあげた。
智恵理 「んっ……固くなっちゃった……」
浩太 「……先生……」
ふっくらした先生の唇、間から一瞬だけ舌が姿を現し、赤い部分をなぞった。
智恵理 「……欲しくない?……先生のコト……」
ズボンの中で限界まで膨張した肉棒が、言葉に反応してうずく。
浩太 「……せん、せい……」
コンクリートで固められたような足が、ようやく一歩、前へ出た。
智恵理 「いいわよ……いらっしゃい……」
余分な肉ひとつないお腹のライン、そして最後の一枚が邪魔する下腹から両脚の間へ、誘われるように僕は―――
智恵理 「キミの……恋川君の、好きにして……いいのよ……」
智恵理 「先生の……カ・ラ・ダ……」
伸ばした指先が震えながら、先生の白い肌に触れ……
浩太 「先生っ!」
智恵理 「…………くん」
先生が僕を呼んだ。
浩太 「あ……」
智恵理 「……恋川君」
夢の向こうから。
智恵理 「恋川浩太君!」
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